Visual Studio 2019ではバージョン管理の標準としてGitを使用しています。現在はソフトウェア開発にSubversionを使用しているため、移行した時にどのような利点があるのかをここでまとめます。
GitとSubversionの構造的な違い
- Gitは分散型バージョン管理システム(Distributed Version Control System)
- Subversionは集中型バージョン管理システム(Centralized Version Control System)
SVNはサーバーにインストールしたリモートリポジトリだけがバージョン管理。
対してGitは開発者のPCにローカルリポジトリを持つ。開発者はここにソースコードをコミットする点で異なる。
GitとSubversionのブランチは全く異なる
Subversionのブランチは単なるコピーで同期しない!このためにブランチを手軽に使いづらく差分比較に弱い。
Gitではコミット情報がそのままブランチとして扱われる。
分散型リポジトリのメリット
- コミットの都度、リモートリポジトリにアクセスしなくて良い。
(手動で更新するSVNも一緒では?「差分比較などのアクセス数は減らせるが…」) - ローカルリポジトリの自由なブランチ管理で気軽に試せる。
- リポジトリに障害が発生しても復元できる。
SVNでも一番新しいローカルの状態をアップすれば同様では? - 複数のリモートリポジトリに関連付けられる。
フォークした場合、フォーク元とフォーク先の両方にアクセスして同期できる。共通化した実装の変更を自動で反映できる。
(参考サイトではパッケージリポジトリをカスタマイズリポジトリにプッシュできると説明。)
Uno Platform(UWP含む)による開発方法
参考リンク: https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/uwp/design/
参考
文献名 | 概要 |
GitとSubversionの構造的な違い |
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