2020年、これから市場を潤すモノは?

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日記のようになってしまいますが、思っていることを書いていきます。TwitterやYoutube、Googleなど広告で収益を得ている企業が増えてきています。GAFAのような巨大IT企業が現れる前は、便利なモノを大量に生産して販売して、その拡大によって大企業は収益を上げていました。

新たな市場とは?

私が勤務している企業に関わらず、大企業で働いていると特に市場の縮小が目に見えてきます。世界の発展速度が圧倒的になってくれば商品も常にアップデートを余儀なくされます。すなわち、モノを所有していても年を経るごとに相対的に価値は下がっていきます。したがって、少し待てばより良いものが手に入るので時間が経過するのを待ち、現在と同じ機能を持つ安い商品が出ることを期待して購入意欲は上がりません。

iPhoneで爆発的なイノベーションを起こしたAppleでさえ、四苦八苦しているようにも見えます(と言いながら身の回りにはiPhone 7, Air pods, Apple watchがあり大変便利で助かっています(笑))。モノに価値を見出せなくなった人達がシェアリングビジネスやメルカリなどの中古販売市場に移動していくのは当然の流れであると思います。

競争優位性を模索する危うさ

高品質な商品を生産して高付加価値で販売していくためには競合を圧倒する開発と研究が必要です。つまり、イノベーション創出が鍵ではないでしょうか?これを一企業で起こし続けるのは荷が重いため、IT企業ではどこもオープンソースによる開発が進んでいますよね。日本から見ると一つの戦略と映っているのでしょうが、技術の成長速度に付いていくには最も妥当な方法であると考えます。

また、人類全体にとっても無料で最先端の技術研究を行えることほど有意義なことはないでしょう。これまでの著作権や特許権のシステムだけで会社を守ろうとすることは逆にリスクになるのではないでしょうか… もし漏れてしまうだけで優位性が無くなるような技術や知見なら、それを開発すること自体がリスクの一端になると思います。

モノ作りを守る戦略

しかし、このままではモノ作りで収益を上げることが徐々に難しくなることは目に見えています。国を豊かにするためにはモノを作る人が不可欠だと考えていますし、どうにかして守らないといけない存在です。大規模な工場で大量に生産して大量に消費する時代は終わりました。品質の良い商品が世の中に溢れすぎて壊れないし、買い替える必要に迫られることもあまりありません。

それならどうするか?逆にしたらどうなるかをまずは考えてみましょう。少人数の従業員で小規模な工場で少量の製品を製作し、使用者で製品をシェアしながら浸透させていく。なんとなくしっくり来ませんか?今まで、

大量に生産して安く売らないと儲けは出ないんだ!

となっていた資本主義が収まり、本当に需要があるか分からないが新しい機能の付いたなんとなく凄いものでモノが溢れることに人間が気付いてきたのではないでしょうか。

これからは自分で事業を作る時代

ただの労働者として給料が貰える仕事自体が貴重になっていきます。問題は安定して収入を得る方法が無くなる!と考えている人たちです。でも考えて見てください。労働力が余る一方なら新たに人が集まるような事業を進めれば良く、言い方は悪いですが安く優秀な人たちを雇えるという時代になるということではないでしょうか?人がいる限り無くならない仕事は沢山ありますので、そこを上手くケアできるような事業は本当に必要とされているように思います。特に医療や介護は年々過酷になってきている印象です。パーソナルジムに通うのも良いとは思いますが、ただトレーニングするなら自分が得た知識を周囲に共有して刺激し合うコミュニティを作って、それ自体を事業にしてしまうのも良いかもしれません。

私もプロフィールでお話したような「スマート百姓」を目指しながら、労働者市場に取り残されない人間になっておこうと思います。

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